2日間にわたり、午後1時から本堂において春季永代経法要が勤められ、延べ約90名がお参りされました。
初めに全員で『正信念仏偈』をおつとめしました。
その後、ご講師に藤野和成師(東海教区)をお迎えし、ご法話をいただきました。
ご讃題は親鸞聖人の
「ガン封じ」「商売繁盛」「学業成就」など、およそ「ご利益」を語らない宗教はありません。
しかし、浄土真宗ではそれらの利益を語りません。
また、お守り、お札、御朱印もありません。
親鸞聖人にとっての現世利益とは、南無阿弥陀仏を申す身とならせていただいたこの私を、先にご往生されて仏さまとなられた無数の有縁の方々が、幾重にも取り囲んで護ってくださる中、この私も仏として生まれるときのために安心して今を生きていける、ということではないでしょうか。
このご和讃の「諸仏」は、見ず知らずの仏さまではなく、友人、家族、ご先祖様など、生前私がお世話になった方々や懐かしい大切な方々のことだった、と気付かせていただきました。
ご多用の中、みなさまようこそお参りくださいました。また、総代、仏教婦人会役員、門徒推進員など、ご協力くださいましたみなさま、誠に有難うございました。
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